BLOGまち歩き2020.08.26

ビルと共存する寺社仏閣①四条寺町「火除天満宮」

京都観光では、寺社仏閣めぐりを楽しみにしている人も多いですよね。

まちを歩いていると、思いがけない場所でお寺や神社に出会うこともあります。

にぎやかな寺町通の四条を下がった東側、ビルと塀の隙間に立つのが「火除天満宮」。

敷地内の地下にはライブハウスの「都雅都雅(とがとが)」が入る、なんとも独特な立地です。

安土桃山時代、六条通あたりに菅原道真公の像を祀ったのが始まりとされる、火除天満宮。

移転を繰り返し、豊臣秀吉公の区間整理によって現在地に移ってきたのは戦国末期のことだとか。

元治元年の蛤御門の変で類焼を免れたことなどから火除け信仰も厚く、「ひぶせ」とも。

現在は高島屋や藤井大丸などに囲まれ、隙間を縫うように立つ鳥居をくぐって境内へすすみます。

まるでビルの廊下のような細い参道の先に、本殿やお社、天神さんならではの「なで牛」が鎮座。

にぎやかな繁華街の中で、心が落ち着く空間となっています。

火除天満宮_リサイズ済4.jpg

独特といえば、こちらの御朱印もユニーク。

御朱印そのものはスタンプ印ですが、受け取る場所が斜め向かいの「岡本眼鏡店」なのです。

お店に入って店員さんに御朱印をお願いすると、日付を入れて授与してくださいますよ。

定休日を除く営業時間内のみの受付となるので、事前に確認のうえお出かけくださいね。

火除天満宮_リサイズ済2.jpg

もともと、大雲院の鎮守社であった火除天満宮。

大雲院は東山に移転し、跡地は京都高島屋の駐車場の一部となっています。

岡本眼鏡店から火除天満宮を望むと、ビルの奥に鳥居が立っているのが見えます。


火除天満宮(ひよけてんまんぐう)
京都市下京区寺町通四条下ル東側貞安前之町613
阪急京都河原町駅から徒歩5分

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