BLOG京都美酒知新2021.04.28

カクテルが飲みたくなる話「ジントニック」

ウイスキーなどお酒には、歴史や醸造の苦労話などさまざまな物語があります。「京都美酒知新」では、カクテルとウイスキーにまつわるお話をご紹介していきます。 美しいカクテルをつくり、解説してくださるのは、全国にファンのいる名バーテンダー 「K6」の西田稔さんです。このお話を読むと、カクテルが飲みたくなるに違いありません。

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■西田稔(にしだみのる) 

京都木屋町二条「Bar K6」、「cave de K」、「keller」のマスターバーテンダー。
2020年開業の「ザ・ホテル青龍 京都清水」内の「Bar K36」を監修。自らもカウンターに立つ。
京都生まれ、同志社大学卒業後、東京のバーで経験を積み、1994年に「Bar K6」を開業した。シャンパーニュの将校、グラッパの騎士、クリュッグアンバサダー、ウイスキーコンテスト審査員

ジントニック
カクテル言葉「強い意志」

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「ジントニック」を飲めば、そのバーのお酒に対する姿勢がわかると言われます。
世界中で愛されるカクテル「ジントニック」は、最も多く飲まれるカクテルと言っても過言ではありません。
ジンとトニックでつくられるこのカクテルは、家庭でも飲めるものでありながら、シンプルがゆえに、バーデンダーにとっては難しいカクテルでもあります。
そういう意味では、バーデンダーの力量が試されるものなのです。
「BAR K6」をはじめ、これまで手がけてきたバーそれぞれで、「ジントニック」は、レシピを変えてお出ししています。なぜなら、「あのジントニックを飲みたい」とお客様の記憶に残していただきたいからです。
「BAR K6」のジントニックのレシピは開店から25年以上変えていません。
昨年オープンした「BAR K36」のレシピとももちろん違います。
それぞれの味があるからこそ、その店に行く楽しみがあるのです。

カクテルレシピ

タンカレーNO10  40ml
ライム 2カット
トニックウォーター 80ml
ソーダ 40ml

ヒルドタンブラー
ライムスライス

4月のウイスキー

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ザ・グレンリベット12年の水割り

ザ・グレンリベットはシングルモルト初心者の方におすすめのウイスキーです。
スコットランドで生まれ、今では世界中で飲まれています。
シングルモルトでありながら優美な味わい。マイルドで飲みやすいのが特徴です。
グレンリベットは、ゲール語で「静かな谷」という意味、グレンフィディックに次いで、世界で2番目に売れているシングルモルトウイスキーです。
バーテンダーが水割りの練習をする際に好んで用いられるウイスキーでもあります。

ザ・グレンリベット蒸留所

ザ・グレンリベット蒸留所はリベット渓谷の山岳部に位置しています。1824年、創業者ジョージ・スミスは、ザ・グレンリベット蒸留所をスコットランド初の政府公認蒸留所としてスタートしました。ザ・グレンリベットの歴史そのものがスコッチ・ウイスキーの歴史といえるでしょう。
ザ・グレンリベットは、花のようなエレガントな香りがあり、バランスがとれた深みのある味とシャープな切れ上がりがなんともいえない一本。
創業時から変わらぬ伝統の製法と風土、選び抜かれた原材料と200年変わらぬマザーウォーター、そして熟練した職人たち、どれ一つ欠けてもザ・グレンリベットは生み出されません。

ザ・グレンリベットHPより

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■Bar K6

京都市中京区木屋町二条東入ル ヴァルズビル2F
075-255-5009

撮影:ハリー中西

食知新