BLOG京のとろみ2021.10.29

「プチレストランないとう」のゴルゴンゾーラポークカツ

Byハリー中西

料理を撮影し続け40年。京都の食事情を知り尽くした食いしん坊カメラマンが、好物のとろみ料理を披露する新企画。和食のあんかけ料理をはじめ中華の甘酢餡、カレーうどんやデザートまで。ハリー巨匠撮影、シズル感たっぷりの写真とともにご紹介します。

2001年 、河原町三条にオープンしたプチレストランないとう。
当時はカウンター8席、たった4坪のレストランだった。
横歩きしか出来ない細長いオープンキッチンで動き回る
大きな体の内藤さん。
この動きにくい狭い厨房で作られる「とんかつ」が絶品で、一発でファンになってしまった。
豚汁、ごはん、漬物も本当に美味しい。
とんかつが美味しすぎて、他にどんなメニューがあったのか覚えていない・・・笑

そして、2004年に柳馬場夷川上ルに移転されるのだが。
いきなり60坪に広がりカウンターは11席、座敷に2テーブル、その奥にはさらに蔵のテーブル席まで出来た。
キッチンも以前とは比べ物にならないほど前後左右に広くなった。

メニューの数もどんどん増えていき、この時に生まれたのが、ゴルゴンゾーラポークカツ。
分厚いポークカツの中にたっぷりのゴルゴンゾーラチーズが仕込まれ、ナイフを入れるととろみのあるチーズが溢れ出てくる。
このチーズと少し苦味のあるドミグラスソースが混ざり合い、赤ワインが止まらない。
この一皿でワイン1本軽く空いてしまう。

2019年、麩屋町二条下ルに移転された今もこのメニューは健在だ。
現在はコース料理ではなくアラカルトで注文出来るので、ゴルゴンゾーラポークカツとワインだけというオーダーも可能だが
他にも魅力的な料理がゴロゴロあるので一皿で帰るのはまず不可能だろう。

前菜的な料理、メインの一皿、ひとくちカレーライス、たっぷりのお酒。
これらをカウンターでいただくのが私の定番である。

ハリー中西

京都生まれ京都育ち ファッション写真を勉強するも食いしん坊が故、料理カメラマンに。好物は茶色い食べ物。とろみストである

食知新

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