BLOG京のとろみ2021.11.26

「銀の塔」のビーフシチュー

Byハリー中西

料理を撮影し続け40年。京都の食事情を知り尽くした食いしん坊カメラマンが、好物のとろみ料理を披露する新企画。和食のあんかけ料理をはじめ中華の甘酢餡、カレーうどんやデザートまで。ハリー巨匠撮影、シズル感たっぷりの写真とともにご紹介します。

1955年、東京銀座でオープンしたシチュー専門店「銀の塔」
パリ「トゥール・ダンジャン」のレシピを受け継ぐシチューはパリの味と絶賛された。

その「銀の塔」の唯一の暖簾分けの店が長年にわたり京都祇園にあったのだが、20205月、ビルの老朽化により惜まれつつ閉店となった。

そんな折、40年来の付き合いのある「ミートショップMARUTAKE」の主人が、「うちでやらないか」と声をかけ同年9MARUTAKE内でオープンした。
店頭にかかる祇園時代の「シチュー専門店 銀座 銀の塔」の看板が誇らしい。

ミートショップMARUTAKEは竹屋町通り烏丸を東に進んだ所にあり、2008年頃に「麺屋竹」と言う名でラーメンフリークを虜にした店だ。
ラーメン好きの私も週に23回通っていた。
もう一度、あの魚出しのラーメンを食べたいと常々思っている。

ここのシチューは見た目とは裏腹にスッキリとしている。
甘さを抑えた酸味が心地よい。
赤ワインとベストマッチするのは当然だが、シチュー定食には、ごはんと漬物が付いてくる。
和風だしを使ったシチューだから、ごはんや漬物との相性が抜群である。

シチューの牛肉と漬物で最初のご飯を食べてから
おかわりご飯は土鍋のソースの中に投入するのがオススメだ。

ハリー中西

京都生まれ京都育ち ファッション写真を勉強するも食いしん坊が故、料理カメラマンに。好物は茶色い食べ物。とろみストである

食知新

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