テレビ番組
京都知新

KYOTO CHISHIN

MBSがお届けするテレビ番組『京都知新』では様々な京都の伝統文化を取り上げ、
次世代を担うクリエイターたちによるアートや工芸などを紹介していきます。

TV「京都知新」は、京都に根ざす伝統文化の「動」=「新」の部分に光を当て、「京都を温めて新しきを知る」番組。伝統の上に立ちながらも、時代時代の新しさを追求する「現在進行形」の芸術家、建築家、職人、舞踏家、前衛アーティストたちをフォーカス。京都1200年の美のタイムラインに「新」を発見してゆきます。

毎週日曜 朝6時15分~6時30分 MBS毎日放送 4ch.にて放送中(関西地区)

2021年3月からCS放送「GAORA」でも再放送がスタートします。

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#269金工作家 中村鎚舞&箔押師 澤野井生

2021年09月26日(日)放送

今回の主人公は、2019年11月10日に放送した金工作家・中村鎚舞さんと、2020年3月8日に放送した箔押師・澤野井生さん。放送2回分を合わせて再編集、金工芸の匠に迫ります。

1人目、中村鎚舞(なかむらついぶ)さんは江戸時代・寛政年間から200年余り京都で錺職(かざりしょく)と呼ばれる金属加工を生業にする家の生まれ、この道40年を超える金工作家です。
30代で独立した中村さんは、中京区押小路通りに『工芸工房 鎚舞』を設立し、製作の拠点にしています。その中村さんの工房には、いつもカップルの姿があります。25年ほど前から指輪づくりの体験教室を開いており、結婚式を控えたカップルが指輪を作りにやって来るのです。今では年間7000人を超える参加者が訪れています。 体験教室を主宰する一方で、中村さんは、独自の創作活動を続けています。"金属を自分の手で粘土のように自由に操りたい"。銀や銅、真鍮など、数種類の異金属の合金を「溶かす・叩く」ことを繰り返して生み出された作品は、複雑な模様を描きつつも絶妙な一体感を生み出しています。これは、「錬込地金」とよばれる中村さん独自の手法。日本伝統工芸展などで高い注目を集めています。 金属を自在に操り彫る。令和の錬金術師に迫ります。

2人目は仏壇、仏具、漆器などに金箔や銀箔で加飾し、豪華絢爛に見せる装飾技法「箔押し」、 京都で85年以上続く箔押工房「箔沌房(はくとんぼう)」次期3代当主の澤野井生(さわのいしょう)さんです。
澤野井さんは大学卒業後、家業を継がずにアニメショップで2年ほど働いていたことがある、箔押師としては珍しい経歴の持ち主。その経験が現在の箔押しの仕事にフィードバックされています。代々受け継がれる仏具や茶道具などの伝統的な仕事のほかにも、ビアジョッキやブックカバー、お猪口など、日常品への箔押しをはじめ、次世代に伝統工芸をつないでいく次期当主として、個人的な趣味であった「サブカルチャーと箔押し」を組み合わせた活動にも力を入れているのです。プロ野球のゴールデングラブ、アニメをモチーフにした絵柄など、日々進化を続けている澤野井さんの箔押作品。伝統を守りながらも自由な発想で箔押しと向き合う若手箔押職人・澤野井生さんの姿に迫ります。

Information
●「工房工芸 ついぶ」
公式HP:https://tsuibu.com
「ついぶ京都工房」
住所:〒604-0944
京都府京都市中京区押小路通麩屋町東入橘町617
電話番号:075ー223-4122
e-mail:info@tsuibu.com

●「有限会社 箔沌房」
住所:〒600-8053
京都市下京区富小路通綾小路下る塗師屋町89
電話番号:075-351-0176
公式HP:https://hakutonbo.sakura.ne.jp/index.html