TV
京都知新

KYOTO CHISHIN

ガラス加工職人・菅清風 #61 2017年07月09日(日)放送

齢97歳にして、今なお現役でものづくりに情熱の炎を燃やすガラス加工職人・菅清風さん。
菅さんは終戦以来72年間、ずっとガラスに向かい続けてきました。もともとはネオン管を作っていた菅さん。しかしその需要が減ったため、25年ほど前からガラスペン作りに本格転化。加工が難しい硬質ガラスを用い、昔懐かしいガラスペンの世界で、その熟練の技をふるうようになりました。

宝石のような美しさを醸し出しながら、文字がさらさら書ける滑らかな書き味が、菅さんの作るガラスペンの特徴。しかも持ち手からペン先まで全体が硬質ガラスで出来ているため、従来のガラスペンの難点であったペン先の摩耗や破損のしやすさといった弱点も克服され、ガラスペンを美しくも実用的なものとして復活させました。

また、菅さんは自らの戦争体験から、平和のためのガラスペンを作ってみようと思い、自分が作ったガラスペンに手紙を添え、人類の平和と進歩のために尽くしてくれる人に寄贈する取組みを行っています。
これまでにも山中伸弥さん、オバマ元アメリカ大統領ら、国内外の様々な政治家や文化人、作家などの著名人に、その作品を贈り続けてきました。
番組では、平和を願い、ガラスを作り続ける菅さんの穏やかな日々をお伝えします。