和蝋燭職人・田川広一 #185 2020年02月02日(日)放送

ゆらゆらと、ゆらめく和蝋燭の灯り。
和蝋燭とはハゼという広葉樹の実から蝋を採取して作る、日本独自のロウソクのことです。
室町時代に作られるようになり、寺の仏事では本堂を灯し、茶席では情緒ある雰囲気を演出します。
また、京都の象徴とされる舞妓。その白塗りは和蝋燭の灯りと合わさることで、肌の色に近づき、美しさがより映えるのです。

今回の主人公は京都・伏見で和蝋燭を作る田川広一さんです。
元々は別の仕事をしていましたが、妻の実家である和蝋燭工房『中村ローソク』に後継者がいなかったため、修業に入りました。

田川さんは、幅広い世代に和蝋燭を知ってもらいたいと、20年前から様々な活動を行っています。
その1つが、火をつける以外の、楽しみ方の提案です。
例えば蝋燭に草花の絵を描いた『絵蝋燭』。
東北地方などの寒い地域で生まれた工芸品ですが、中村ローソクでは絵柄にひと工夫。
草花だけでなく、現代的な柄を取り入れました。
これにより、インテリアとして楽しむことができるという和蝋燭の新しい価値を生み出したのです。

しかし、いま和蝋燭はある危機を迎えています。
次代に和蝋燭を残していくためにはどうしたらいいのか?
田川さんの活動と、その思いに迫ります。


【INFORMATION】
有限会社 中村ローソク

〒612-8413
京都府京都市伏見区竹田三ッ杭町57-8
TEL:075-641-9381(代)
FAX:075-641-9388
e-mail:info@kyorousoku.jp
営業時間:9:00~17:30 *定休日...日、祝 第2、4土曜日

WEBサイト
https://www.kyorousoku.jp/

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